| 日々の編集後記 |
2012年2月6日(月)年金と医療を「完全改革」しない限り…
最新刊であえて結論は明記しなかったが、現行のままで運営を続けた場合、公的年金制度は、あと10年±3年程度で破たんするというのが編集子の試算。最短であと7年(2019年)、最長であと13年(2025年)である。70歳過ぎの方は“自らが逃げ切れる”(現行の仕組みの年金給付を最後まで受け続けて、この世から「さようなら」)、逆に50歳台前半以下の方は、“年金が消えてなくなる”(現行の仕組みの年金給付を一銭も受け取れないまま、制度が破たん)の確率が極めて高いということだ。
本日も、現行制度を維持するため、年金保険料を引き上げたり、消費税や所得税を引き上げたなら、「現在、27歳の方は712万円の持ち出し」の試算が新聞紙上に踊っている。だが、この試算の前提も「物価上昇率1.0%」「運用利回り4.1%」という、相変わらずの“非現実的”なものである。「物価上昇率0〜-1.0%」「運用利回り0〜1.2%」という“現実”を前提にすれば、27歳の方はおそらく「2000万円以上」の持ち出しとなるはずだ。
年金制度だけではない。公的医療制度でも、現在の現役世代は、「膨大な持ち出し」となる可能性が高い。現在、公的保険料は、40歳台の夫婦子供2人程度の「標準世帯」で年間40万円前半くらいだ。10年で400数十万円となる。この世帯が今後10年間で誰か一人が「400万円以上」の医療費が発生する大病を患う確率は「5%以下」であろう。また実際に大病をわずらっても「3割負担」、高額療養費制度が適用されても、「1ヵ月あたり10万円前後」の医療費がかかってしまう。
そしてこの世帯から本当に「400万円以上」の医療費が発生する大病を患う人物が出現するのは、夫婦が70歳代に入る、あと「25〜30年後」であろう。そのころの医療費負担は現行の「1〜2割」ではなく、「4〜5割」程度となっている可能性が高い。
現在の年金と医療に関する現役世代と高齢者世代の極端な格差こそ、日本の財政不安の根源であり、閉塞感の主因であろう。
年金も医療も「福祉制度」に位置付け、「極端に長生きするリスク」「膨大な医療費」に対する国の安全網にとどめるべき、財源は消費税に一本化すべきというのが編集子も見方。「年金は70歳から」「医療費は10万円超から国が補填」程度にとどめるしかないだろう。その代わり、「年金保険料も、医療保険料も徴収しませんので、ご自身で貯金して備えるなり、親族や知人から借りて、対応して下さい」ということである。とにかく、この国に多額の資金を「提供」すれば、ムダが膨らむだけだ。 |
2012年1月25日(水)野田さんの顔がいよいよ
「マニフェストに書いたことは必ずやり抜く。マニフェストに書いていないことはやらない。これは最低限のルールです! マニフェストに書いたことはまったくやらない。マニフェストに書いていないことをやる。これではマニフェストを語る資格はありません!」
うーむ(にやり)、いくら削除されてもすぐにアップロードされてしまいますなあ。野田圭彦首相が、3年前の野党時代、別の候補者を応援する街頭演説が、繰り返しユーチューブに登場し、多くの一般国民が「視聴」している。「究極のブーメラン」「この人を現在の首相にさせたい」など、寄せられているコメントには、秀逸なものが多い。
昨年は「ミイラ」と表現したが、時々、眼帯までつけるパフォーマンスを見せる野田さんの顔が、いよいよ「投資」「結婚」等の詐欺師に見えるのは、編集子だけではないだろう。 |
2011年12月28日(水)新年もミイラと付き合うの…?
これぞ「ミイラとりがミイラに」、であろう。マニフェストに書いてあった「国民との約束」はすべて反故。一方において、マニフェストに一言も書かれておらず、それどころか、「無駄の削減、予算の組み替えを行なえば、必要ありません!」と太鼓判を押していた「消費税引き上げ」は、「不退転の決意」だと。
「脱官僚依存」「役所による中央集権体制の打破」など、有権者が期待していた姿勢はすっかり失われ、逆に「官僚の操り人形」となって、恥じ入ることもない。離党騒ぎが拡大しはじめたが、もはや民主党、及び“民主党くずれ”に期待する有権者はゼロであろう。
新年も、われわれはミイラと付き合わなければならないのか?多くの日本人はなんとか明るい新年を迎えたいと願っているはずだが、一方で絶望的な気分を引きずっているに違いない。しかし、世界史において、「国ほろびても、民ほろばず」が繰り返されたことも確か。「最後の光明」にすがって、新年を迎えたい。 |
2011年12月20日(火)平壌市民は劇団員?
「将軍さまあああ(泣)」。
うーむ、相変わらず気色悪いですなあ。金主席の突然の死に対して、カメラを向けられた平壌市民は一様に大号泣。机を叩いたり、突っ伏したりと、あのすごいオーバーアクションは、劇団員にしか映らない。「大号泣」のわりには、涙が出ていないようにも見えるが…。
相次ぐ経済政策の失敗や食糧難で、北朝鮮の大半の人民は、政府に対して怨嗟の声を上げているはず。首都平壌だけは、市民ではなく、「プロ」によって構成されているようだ。
ちなみにあの「筆頭アナウンサー」のおばちゃんは1ヵ月近く、姿を消していた。実は本当の金主席は1ヵ月前に死亡していて、後継の段取りがはっきりするまで影武者に「視察」させていたのが真相だったりして。本当にそうなら、韓国、そしてわが野田民主党政権も、「情報収集能力ゼロ」ということになるのだが。 |
2011年12月1日(木)ドリカムの代わりが沙也加って!
昨年と、昨日発表された本年の紅白歌合戦の顔ぶれを比べてみても…。うーむ、ほとんど変わりばえしませんなあ。「暴力団排除条例」強化を受けて、大刷新するとの噂もあったが、これこそ大山雷同して鼠一匹(ニ、三匹?)であろう。ただしよく見ると、赤組に「神田沙也加」の名前が。これって、同じく出場する松田聖子のごり押し、情実出場以外考えられないが。
さらにいえば、NHKさんは、雑誌等の「テレビで観たくない顔」のアンケートでたびたび首位に立ってきた、和田アキ子がなぜ、ヒット曲もないまま、連続出場を続けているのか、そろそろ、そのワケを説明してもいいのでは。まあ、おそらく「ニホンのタブー」に関わるから、絶対にいわないだろうけどねえ。
さてかくいう編集子は、西城ひでき(フル?)に続く広島の星、パフュ−ムの出番をひたすら待ち続けることになろう。 |
2011年11月24日(木)誌面全面改定しました!
ふー…。昨日までは階段を下りるたびに「イター!!」と、太ももに激痛がはしっていたが、ようやく本日はほぼ完治。一応、日曜日の戸田のハーフマラソンでは、ラスト500メートルで全力疾走したため、当然のつけであった。来年3月にはフルが控えているが、「1週間前からはスピード練習は封印すべし」という専門家のお勧めがよくわかる体験である。
さて今月より、「ニホンの投資リスク情報」は、「最新ニホンと世界のおカネ事情」に改称し、誌面を全面刷新いたしました。よりわかりやすく、より深く、より「ワイド」に、最新の金融核心情報を掲載しております。是非、一度、お手にしていただければ、幸いでございます。 |
2011年11月21日(月)とりあえず「2時間切り」は達成だが
昨日の戸田彩湖マラソン・ハーフは、心配されていた雨もなく、「絶好の天候」といいたかったが、あまりに暑すぎた。さいたま市の昨日の最高気温は21度。しかし、「かんかん照りの鋪装道路上」の体感気温は「プラス5〜6度」とされる。
などと言い訳ばかり書きたてたが、その結果といえば、公式が2時間1分32秒、ネット(スタート地点通過からの本当の走破時間)が1時間58分24秒。まあ、なんとか「2時間切り」は達成したので、シーズン初戦としては上出来としたい。ちなみに「40歳代男性」の参加者が921人、編集子の順位が452位。ほんま、みなさん、速いですなあ。 |
2011年10月27日(木)いらいら、カリカリ
ここ2週間あまり、編集子は、「いらいら、カリカリ」状態が続いている。来年2月の東京マラソン参加申し込み抽選で、またも「ハズレ」の通知を頂いたことが発端−。今回で「4回連続」である。
まあ、「倍率10倍超」なのだから、仕方がないといえば仕方がないのだが、編集子が知っている某女史が、なんと「1回目」で「当たり」を引いたのだ。なんたる理不尽!
今年3〜4月にかけて、編集子は3つのマラソン(フル1、ハーフ2)に登録していたのだが、震災のために全て中止。2万円近い登録費はすべて「義援金」に消えていった。一方、2月最終週開催の東京マラソンは、「ぎりぎりセーフ」。
リベンジとばかりに、カミダノミして東京マラソンに申し込んだのだが、あえなく「返り撃ち」。一方で、「ついでに」「冗談半分」で申し込んだ某女史は、「大当たり」。ほんま、世の中は、理不尽だらけですわ。
まあ、そろそろ、いらいら、カリカリから抜け出さないと、精神衛生上、よくないぞ。こう、心に念じて、最新刊2巻を登場させております。激動の世界情勢に備えるべく、是非ご参照のほどを。 |
2011年10月11日(火)とても気になるシーン
8日土曜日にNHK総合で放送された「日野原重明 100歳 いのちのメッセージ」は、重みと深みを感じさせられた充実した内容だった。NHKさんには拍手を送りたい。
本年10月6日に100歳という「大台」に到達されたにも関わらず、聖路加病院の名誉理事長という「現職の医師」を続けられる日野原さんの日常に密着した番組だったが、気になるシーンがあった。「末期がん」など余命いくばくもない方が、痛みや苦しみを感じることなく最後の時を迎える施設、「緩和ケア病棟」の患者さんの一人として、46歳の若い女性が登場するシーンだ。
放映では、とても元気そうに映った彼女は、実は2年前に「末期の肺がん」と診断され、日常生活の性質を極端に悪化させる外科手術や抗がん剤治療を拒み、同病棟に移ってきたのだった。そして6月にあれだけ元気だった彼女が、9月上旬に亡くなったことが、番組の最後で知らされることになる。
肺がんといえば、長年に渡って過剰な喫煙を続けたり、悪性の煙が漂う化学工場や工事現場で従事された方がなりやすいがんという印象が強い。実際に、7割程度はそうした「リスク因子」にさらされた方が肺がんを発症することが統計的に確認されている。だが、たばこも飲酒もせず、工場勤務などとも無縁な、20歳代から40歳代の若い男性、女性が肺がんを発症する例が多々あるのだ。そして若いがゆえに、自覚症状が出た時は「末期」ということが大半だ。
彼らや彼女たちは、もしかしたら幼少期や少年、少女期に運悪く、「プルトニウム」を吸い込んだのではないか。編集子が危惧していることである。1950年代、60年代、米国と旧ソ連は、核実験競争を続け、その結果、世界中に放射性物質が拡散されたとされる。半減期の短いヨウ素はともかく、半減期が超長期の「核実験関連」のセシウムやプルトニウムは、依然として微量ながらこの日本においても、大気や土表にとどまっているのだ(文部科学省のモニタリングポストも本来はこうした核実験関連の放射性物質の検出を目的に設置された)。
プルトニウムは、肺がんを発症させる「強いリスク因子」であることが確認されている。本来、リスク因子と「無縁」な若い方々が、なぜ理不尽にも肺がんを発症しているのか。土曜日の日野原さんの番組に登場した、若い末期の肺がんの女性を観て、どうしても「プルトニウム」のことが頭によぎって仕方がなかった。いうまでもなく、今年、かつての核実験を行なっていた米ソと同様、この国が「放射性物質をまき散らす国」になってしまったからだ。原発敷地か、その近隣にとどまるとされたプルトニウムが、波江町や飯館村など、より遠方に拡散されていることが、9月になって明らかになっている。おそらく、福島市やいわき市などの、「ホットスポット」と呼ばれる地域にも拡散されている可能性が高いだろう。「セシウム」だけが、単独で「飛んでいった」、「雨で降り落ちた」とはとても思えないからだ。
政府は「除せん」を進めると発表している。しかし「完全な除せん」などできるのだろうか。できるとしても何年、何十年かかるのか。やはり子供だちだけでも、「より保守的な基準」を設けて、「完全疎開」させるべきというのが編集子の思い。「なんの落ち度」もないはずの若い方々が、末期がんで亡くなる未来は、絶対に、100%、あってはならない。 |
2011年10月6日(木)無常
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。21歳の大学生時にアップル社を創業。35年間、ひたすら「わかりやすい、使いやすいコンピュータ」を発想し、世に送り続けた人生だった。
かくいう編集子も、根っからの「マック党」。1990年前後から使いはじめたが、衝撃的だったねえ。絵をクリックするだけで、どんどん作業することができた。ただし、あの当時のマックは、今と比較すると、「ずっしり、どっしり」、そして「のろのろ」だった。
現在のiフォン、iパッドを手にすると、まさに隔世の感。そしてこれだけの事をなしとげたのに、わずか56歳の人生−。無常というしかない。合掌。 |
|
2011年9月30日(金)狂気の沙汰
本日、政府は福島第一原発から20キロ〜30キロ圏に指定した緊急時避難準備区域の指定を解除した(高放射能汚染区域となった「計画的避難準備区域」に重なる地域は除く)。
政府は今回の解除について、「原発が再度の水素爆発を引き起こす可能性が極めて低くなったため」と説明している。とんちんかんといおうか、それとも狂気の沙汰というしかない。
チェルノブイリ事故直後に、当時の旧ソ連政府は、原発から30キロ圏を立ち入り禁止地区に指定(大型バスを大量に派遣し、数日内に住民を緊急退避させている)、さらに1ヶ月内に、点在する高放射能汚染区域(年換算50ミリシーベルト以上)を発見し、計画的避難区域に指定した。いずれも「強制的な移住命令」である。さらに数ヶ月後に発見された「中位の放射能汚染区域(年換算20ミリシーベルト前後以上)についても、避難推奨区域にした。こちらは最終的な判断は住民に任せるという「選択可能な移住推奨勧告」といっていい。この一連の全てのケースとも、指定期間は「30年」であり、移住経費とその期間内の最低生活費については、ソ連政府が全保証している(現在はその保証を、ウクライナ政府が引き継いでいる)。
そして強調しておきたいのが、これら避難命令、避難勧告は、「水素爆発の恐れがあるため」などではなかったことである。いうまでもなく「放射線被曝リスクを極力遠ざけるため」だったのだ。
おそらく核実験を通じて、当時のソ連政府も放射線被曝リスクについて、独自に情報を積み上げ、被曝リスクに「境目はない」という見解を強めていたと考えられる。だからこそ、まさに必死の形相で、周辺住民の避難に全力を上げていたことが想像されるのだ。
そして上記のような、「30キロ圏外でも、ホットスポット的な地域はくまなく」、しかも「30年間」、避難を「命令」「勧告」したことについて、「過剰だ」「オーバーリアクションだ」などという疑問の声は、欧米各国からも全くといっていいほど聞かれなかった。
2回の原爆投下を経験し、放射線被曝による、晩発性のがんや白血病の大量発生という深刻な体験を経ているこの国の政府が、同リスクに対してあまりにも「泰然」「安穏」の姿勢を続けていることに、編集子は憤りを隠すことができない。
今回の避難準備区域の解除は、「少しでも住民を戻して、東電や政府に求められる保障費を節約したい」「住民税の激減で苦境に立っている自治体と公務員を支援したい」という、強くいえば、邪(よこしま)な思惑からと、受けとられても仕方がないだろう。
※「5年内で100ミリシーベルト被曝までならまったく問題ない」「1年で20ミリシーベルト内の被曝なら安心、安全」。このように、世界の原子力発電所従事者の作業環境にお墨付きを与えた、広島・長崎原爆被爆者調査の問題点を連続シリーズで指摘・追及している小社最新刊が発売されます。ご関心のある方は是非ご参照下さい。
|
2011年9月14日(水)本当に「見る番組がない」!
「ついに、午後7時からのゴールデンタイムで、全民放が、視聴率10%割れしてしまった…」。
某キー局のプロデューサーが自らのブログでこんな嘆きを書き込んで、一部で話題となっている。むろん、ある曜日に限った現象だったのだが、それでも「かつてない異常事態」であることに変わりはないようだ。
うーん、そういえば、編集子もまったく見ないねえ。午後7時以降といえば、キー局とは完全に「おさらば」であり、BSか、テレビ埼玉、t
vs等地方局の「プロ野球中継」か、中継がない時は読書くらいか…。
改めて番組欄を見ても、編集子のような「おっさん」だけではなく、若い方々が興味を引きそうな番組もまったくないねえ。「バラエティ」などと称しているが、早い話、「なんでも取り上げる」「お笑い芸人が楽屋話で勝手に笑いこけている」類いの番組だ。それよりは「関心のあるテーマ」に絞って、インターネットに入り込む若者の方が圧倒的に多いはずだ。
政治もそうだが、日本の大手メディア、とくに民放は「耐用年数を過ぎた」といわざるをえない。電気の無駄なんで、スポーツ中継以外は、「休止」して欲しい!? |
2011年9月5日(月)支持率ではなく、「とりあえず期待してみる率」では…
新たに発足した野田内閣の支持率がいっせいに発表された。低いところで54%、一番高いところは70%と、いずれも「大堅調」である。
しかし、先週金曜日に誕生し、まだ「なーんにもやっていない」内閣を、支持するもしないもないだろう。「支持」ではなく、「多分だめだろうけど、とりあえず期待してみようかな」程度の感覚の国民が大半のはずだ。実際、支持する理由を聞いてみると、「人柄がよさそうだから」「支持する政党だから」などが上位で、「リーダーシップがありそうだから」は数%程度となっている調査が多い。
そろそろ大手マスコミは、こうしたばかげた「誕生直後の内閣支持率調査」をやめるべきだろう。それより、内閣の「問題点」「取り組むべき課題」などを辛らつに、指摘、あげつらって欲しいものだ。まあ、「原発事故の大勢翼賛報道」、「フジテレビへの抗議活動の黙殺」など、大手メディアは今年、一層信用を失っているからねえ。
さて、「大勢翼賛報道」との対極を常に目指している小社から最新刊が2冊発行されました。国内は、「新内閣」「なでしこ」「台風」に偏った報道が続いているが、「海外」はもっと大変なことになっていますぞ!是非、ご参照のほどを。 |
2011年6月10日(金)AKB ,WHO?
なんだか、メディアだけが盛り上がっていて、一般国民の大半は、「きょとん」ではないだろうか。
それにしても、震災で一段と不況感が強まっているこの国で、「総選挙投票」のために、一人で1000枚、1万枚もCDを買っている男の子(いや、おっさんか)がいるなんて。世界中が、「アンビリーバル」の心境であろう。
まあ、編集子も、わがホーム、広島のお嬢さんチーム、「パフューム」や、第ニの故郷の四国の「チャットモンチ−」に熱中しているのだから、あまりこの話題には触れたくなかったのだが…。 |
2011年4月25日(月)サマータイムブルース※付記あり
本日は編集子がかつて“追っかけていた”尾崎豊の命日。そして来週の月曜日5月2日は、忌野清志郎の命日だ。2人が存命だったら、今の日本に対して、どんなアクションをとってくれただろうか。本当に生きてて欲しかったなあ。
キヨシローよ、今なら大手を振って、サマータイムブルースが歌えるぞ。FM東京だって、「放送禁止」にはできないはず。東京電力のおえら方にも、「圧力」などかける体力は、もはや「あるわけない」。ついでにラブミーテンダーもまとめて歌ってくれ!。最後は天国からジャンプして、政界進出して、菅さんを今すぐ引きずり下ろして欲しい。みなさん、3曲ともユーチューブで視聴できますよ。
※付記:この3曲のあと、「タイマーズのテーマ」とユーチューブで検索すれば、「問題の曲」に絡んだ「民放史上最大の放送事故」のもようを視聴できますよ。そして当時の民放(具体的にはフジテレビや古館さんですが)には、現在では考えられないような「自由度」があったこともわかります。まあ、当時のフジテレビは映画「ラジオの時間」の舞台と目されていましたから…。 |
2011年4月4日(月)記憶喪失?
あの瞬間、編集子はコンビニで買い物の最中だった。最初は震度3〜4前後の「ふつうの地震かな?」だったが、10数秒後からだろうか、鉄骨作りのはずのコンビニ全体が変形するかのような揺れ。そして棚にあった商品がすべてひっくり返ってきた。編集子の足元にもどさっと、大量に落ちてきたはずだが、その痛みの記憶はない。そして次の瞬間、事務所で働くアルバイトの女の子が、コンピュータラックの下敷きになったのではと、真っ青になり、大慌てで帰宅。ドアを明けた瞬間に、その“無事”を確認できた安堵感は覚えている。そしてテレビをつけ、東北地方の津波や千葉のコンビナートの炎上など、この世のものとは思えない惨状をひたすらみつめた。2時間あまりだろうか、視聴している間も、ひたすら余震で“揺れ”続け、まさに地震酔い状態だった。
週末のマラソン大会は当然中止となり、スポーツジムも閉鎖。あの週末、なにをしていたのか、まったくといっていいほど記憶がない。おそらくひたすらテレビにかじりついていたはずだが、とにかく「記憶がない」のだ。そんな方々が、おもに東日本のいたるところに存在するに違いない。その後も、鉄道以下交通網の寸断、計画停電の連続、おそらく石油ショック時以上であったろう、近隣のスーパーでの「買いだめパニック」、ガソリンスタンドでの長蛇の烈の目撃。度重なる“非日常”の繰り返しの中、この3週間、ほとんど「しっかりした記憶がない」ことが、「長く記憶される」出来事となるだろう。
今回の震災で亡くなられた方のご冥福を祈り、被災された方々に改めてお見舞い申し上げます。 |
2011年3月22日(火)ボランティア
編集子の職場も計画停電のおかげでてんてこまい。パソコンが使えないと、仕事にならないので、スタッフさんの出勤を見合わせたり、逆に早く帰ってもらったり。とにかく「灯る」のか「「灯らない」のか、早く教えてもらわないと、仕事になりまへん(怒)。
というわけで、計画停電中は、仕事もできない、テレビも見れない、「何もやることがない」ので、18日から、近隣のさいたまスーパーアリーナに一時出勤している。そう、福島から、放射線被害を避けるために、「町ごと」、避難されている方々へのボランティアである。
受け付けに訪れると、「こちらにご記入下さい」。氏名等は当然だが、「医師の資格、看護師の資格、介護師の資格、栄養士の資格…、その他」。うーん、編集子は「その他」ですなあ。「その他」は、届いた支援物資の1階からアリーナ内への運搬、仕分けが主なお仕事であり、まあ、編集子が想定、希望していた内容ではあった。19日の土曜日は、続々と到着する避難された方々への配膳の仕事が加わる。
そして20日の日曜日、編集子は「感動的ながっかり」を体験した。「ボランティアの受け付けは終了しました」をくらってしまったのだ。アリーナの入り口前には、ボランティアを希望する人、人、人! 学生さんから、会社員、奥様、おじいちゃま、おばあちゃままで数千人が押し寄せていただろう。募集しているボランティアは800人規模。「その他」の方々は、残念ながら門前払いとなってしまったのだ。
テレビで繰り返し報道されていたので、「自分も何かしなければ」という埼玉県民がこぞっておしかけたと考えられるが、やはり「日本の将来は大丈夫」と大きな感動を覚えた。そして「これしかない」とも感じた。東北地域で被災、避難した方々を、周辺の自治体、とくに大都市圏で、「町ごと引き受ける」ことである。ボランティアが現地に立ち入り、活動することは困難を極めるだろう。だが、「身近」であれば、これだけ善意の人手が集まるのだから。
こうした避難、支援活動の日本全体の差配は、最終的には「指令塔」の優秀さにかかっている。はっきりいいましょう。谷垣さんに泣きついたり、東京消防隊を恫喝したり…。菅さん、あなたではだめだ。
さて、「その他」の編集子は、3月31日までに、もう一度、「仕事」を手にする機会はあるのだろうか。 |
2011年3月17日(木)なぜ米側の情報がもたらされないのか
一昨日午前に、編集子が心配した事態がさらに進展している。日本政府が今回の福島原発事故で避難区域を「半径20キロ圏」と指定していたことに、編集子は「それどこではない」と強く主張。同内容の日記をアップロードしてまもなく菅首相は、「半径20〜30キロ圏の方々も屋内退避して下さい」と呼びかけ、重い腰を上げてくれた。
だが「半径30キロ圏」でも、「それどころではない」のは確実だ。昨日夜、米政権は日本国内で活動する米軍に対して、福島原発から「「半径80キロ圏」を、「立ち入り禁止」とし、「避難」する命令を下したのだ。
米政権は事故発生直後から軍事衛星を用いて逐一、福島原発事故の詳細をモニター、分析しているとされる。さらに公式には本日からだが、実際は昨日来、無人偵察機を用いて、さらに精密に放射能汚染状況をモニターしていると見られている。その結果が、昨日夜の「半径80キロ圏内の立ち入り禁止命令」だったのだ。
米側の分析結果は、管政権に対しても遅くとも本日早朝までには伝達されたとされる。その結果が、北澤防衛大臣が「本日が限界」と表明した、“神風特攻隊”のごとき自衛隊ヘリコプターによる水の散布だった可能性が高い。いったい、米政権は菅首相に何を伝えたのか。日本政府よりはるかに綿密に分析を加えていると思われる米側が「半径80キロ圏内の立ち入り禁止命令」に踏み切ったのか。こうした経緯について、まったく日本国民には情報がもたらされていない。本日午前の会見でも、幾人かの記者が枝野官房長官に食い下がっていたが、とにかく何かが「隠蔽されている」と考えざるをえない。
原発で従事し、その「被爆被害」で97年に肺がんで亡くなった現場トップ技士の警告を付記しておく。←クリックして下さい |
2011年3月15日(火)「20キロ」どころではない
ついに本日午前8時すぎ、編集子が心配していた事態が発生した。福島第一原子力発電所の第ニ号機で、炉心の格納器そのものが損傷し、爆発事故を引き起こしたのだ。これは1986年2月に、当時のソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で、4号炉が炉心溶融し、爆発事故が発生したのとほぼ同じ事態だ。いわゆる「メルトダウン」だ。
このチェルノブイリ事故では、広島に投下された原子爆弾の500発分以上の放射能が大気に放出されたとされる。このため発電所から200キロ以上離れた隣国のベラルーシやロシアでも深刻な放射能汚染が確認され、2000キロ以上離れた日本でも、5月に放射能を含んだ雨水が確認された。死者数は、ソ連当局の公式発表は「数百人」。だがその後の周辺の健康被害による、がんや白血病などによる住民の死者数は「数十万人」との見方が強い。
いったい、今回の事態を、東京電力、そして政府はなにを“のほほん”と対応しているのか。この東電、政府、さらにテレビに登場している「原子力原発の御用学者」たちは、口をそろえて、「ただちに健康に被害を及ぼすとは考えにくい」などと、平静を呼びかけている。
編集子の地元、広島に落ちた原子爆弾では、これまで20万人以上の方が亡くなったとされている。そのうち即死そして1両日に亡くなったのは6万人前後、残りの方々は、1ヵ月〜1年から十数年後に、「健康被害」で亡くなっているのだ。
これ以上、避難所や食料の確保等で「ややこしくしたくない」と考えているのか、政府は「20キロの範囲内の避難」で事足れりとしているが、まったくおかしい。今後の数カ月、数年の「放射能汚染と健康被害」を配慮すれば、最低でも50キロ、いや100キロ圏を「危険区域」に指定すべきだ。
ヘリコプターで視察したり、「統合本部」を設置したり、菅さんは、起死回生の支持率回復策としてパフォーマンスに余念がないが、もっと「具体的」、そして「細心」の政策を考えてもらわなければ困る。現在、きっきんの課題は、この原発、そして東北、首都圏の「食料品欠乏」だ。 |