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北朝鮮が第2月曜日に「核実験」の疑惑
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     最新大局観
10月10日(火)前引け
日経平均1万6491円(+55円)
  
「1万6500固定相場」入り
  
 北朝鮮の核実験を受けた寄り付き安が、今週の数少ない「買い場」となったかもしれない。やはり先週末中に、ポジション中立、本日を迎えるにあたって身軽になっていた向きだけが100〜150円程度の値幅を得たはずである。
 寄り付きの一波乱の後は、SQまで4営業日ということで、「動かない相場」の様相がさらに強まってきている。前場、「1万6500超」で買いから入るような相場観は、狙い打ちを受けるだけだ。前引けは当然ながらポジション中立、どちらかに振れるのを待ちたい。大型新規公開で、日系と外資が共同主幹事を務めているという背景があるため、今回のSQは大手業者の間で呉越同舟の雰囲気が強く漂っており、大きな波乱なくその日を迎える可能性が強い。
北朝鮮の「核実験」警戒、ポジション中立
10月6日(金)前引け
日経平均1万6414円(−34円)
  
 昨日後場の上昇は、若干ながら本サイトの指摘も効いたようだ。「特に『野村のポジションは残っていない』の一言が、かなりのディーラーに買い安心感を与えたのではないか」と、某ディーラーから感謝の言葉を頂いた。「市場」などと上品な名前がついているが、所詮は鉄火場であり、ポーカーや麻雀に等しい。当たり牌がもう残っていないとわかれば、ディーラーたちは安心して、つも切りできたといういことであろう。
 いよいよSQまで5営業日。本サイトが指摘した「1万6500」がすでに実現した形となっており、基本的には、「相場を固定させる」力が強まり、動かない相場に移行するはずである。しかし今年に入って、SQ直前に、「大きく振れさせる」という戦略が成功するケースが目立っている。3連休の間に北朝鮮が、「核実験」を実施するという情報も流れている。実験場を「塞ぎきれない」ことにより、「火の玉が噴き出して周辺に飛び出すかも」、という物騒な見方も一部で囁かれている。本日中にポジション中立、火曜日から仕切り直しというスタンスが賢明であろう。
読み通りの展開、「偏ったポジション」が修正
10月5日(木)前引け
日経平均1万6346円(+263円)
  
 昨日後場は読み通り、「偏ったポジション」が修正される展開となった。手口を見ると、ソシエテ・ジェネラルが5300枚余りの「一手売り」。大和、UBSの名代として「突撃」を買って出た同社だが、1万枚余りの買いポジションをこれ以上、開いたままというわけにはいかなかったのだろう。5000枚の売り買いで、やはり上位に名を連ねたUBSが、高く買って安く売る形で、ソジェンを側面支援したに違いない。
 引受け手数料の恩恵を受けない中小ディーラーや個人にすれば、腹立たしい大手業者の連携プレーだが、冷静さを保って、逆用する形で利幅を狙っていきたい。昨日後場は、指数が下方に向った瞬間の売り参戦で、100円前後の値幅を得た会員ディーラーも多かったと考えられる。
 さて本日は、ニューヨーク高を受けての寄り付き高と、その後のもみあいという「外人主導相場」となっている。つけいるタイミングはほとんどなく、ソジェンの残された5000枚程度が、吐き出されるかどうか、後場は様子を見たい。今回は売りからではく、つっこみ待ちというスタンスが無難であろう。なお野村の塩漬けだった買いポジションはここ数日の高値圏の動きの中で、1000〜2000枚程度に分けられて整理されてしまっている。引き続き10月SQは、「1万6500」に若干の分があると見たい。
依然、慎重な売り場面
10月4日(水)前引け
日経平均1万6263円(+21円)
  
 警戒した通り、昨日後場は節目の水準まで戻って引けている。中途半端な水準での新規売りはやけどを負いかねないことを再認識したい。ちなみに昨日の手口を見れば、やはり大和、UBSが買い上位に名を連ねている。みえみえの新規公開手数料目当ての下支えが続いているということである。しかし偏ったポジションは必ず、いつかは「修正」せざるをえない。本日前場のような1万6300超は絶好のタイミングということになる。相場が下方に向いた瞬間に売り参戦するという便乗戦略で、中小ディーラーや個人は、細やかな収益を狙うしかないだろう。
 なお10月下旬からの中間決算が意外に堅調見通しであること(一株当たり利益上昇→予想PER低下)、また中国工商銀行のグローバル新規公開で、日本募集分の主幹事に野村、大和が決まり、大手業者の“余力”が一段と上昇見通しであるため、これまでの中立水準1万5000〜1万6000が、一時的にせよ、1万5500〜1万6500に一段、上方シフトする可能性が出ている。10月SQまで7営業日となっているが、決着水準は、1万6000より1万6500(現段階は綱引き)となる確率が若干高まっていると見たい。
読み通り、売り狙いの局面入り
10月3日(火)前引け
日経平均1万6187円(−66円)
  
 先週末に本サイトが指摘した通り、「売り狙い」の局面に入っている。昨日後場は読みがピタリとなり、1万6300超で売りシグナル発生、節目の1万6250水準で終了という、「指数取引全盛」を示す展開となった。ちなみにいよいよ昨日から上位手口に本尊のUBSが登場、高く買って安く売るという手法で、ソシエテ・ジェネラルのポジションをソフトランディングさせようとしている姿が透けていた。
 出光興産の募集はすでに実質的には最終局面入りと考えられるが、まだ最後のだめ押しが必要な状況であろう。本日前場も、売りから入って「100円」の利幅で買い戻しという短期派が成功する相場となったが、まだ大きな売り玉を期待するのは早計であり、引き続き相場の下支えが散発的に続くと考えられる。さらに戻るかどうか様子を見るという、慎重さが必要であろう。
新規公開をにらんだ最終局面
10月2日(月)前引け
日経平均1万6268円(+141円)

 日銀短観が材料視されているが、実態は出光興産の募集を円滑にするための業者による「努力相場」である。引き続き、大和とソシエテ・ジェネラルの先物買いが目立っており、その手仕舞いを警戒すべき局面に近づきつつあるといっていい。前引けはいわゆる「綱引き」の水準となっており、様子見、さらに上値があるようであれば、打診売りを狙う手はあるだろう。
当面の上限
9月29日(金)前引け
日経平均1万6082円(+57円)

 どう考えても、前場の1万6100超で買った向きの感覚は?である。昨日までに閉じられていないソシエテ・ジェネラルの買いポジションは1万枚近くに達しているはずだ。さらに塩漬けになっていた野村のポジションもある。前引けは素直に当面の上限と見切りたい。
 警戒すべきは、新規公開株市場維持のためのつっかえ棒が来週前半にもとりはらわれる可能性があることだ。大引けまでに完全中立にポジションを傾けるのが肝要だ。来週は売り狙いの局面が続く見通しが高まっている。
1万6000相場復活も、中小の参加の余地少なく
9月28日(木)前引け
日経平均1万5989円(+41円)

 ソシエテ・ジェネラルが一段と大和・UBSの別動隊的動きを強めており、昨日は6000枚あまりの先物の「一手買い」。4000枚あまりの売り買い拮抗の大和も、高値で買い、安値で売りという形で、相場の上昇に貢献したと考えられる。
 本サイトが繰り返し指摘しているように、先物を使用した大手主導相場が続いているため、中小ディーラーや個人の参戦余地はきわめて限られているといわざるをえない。とりあえず「1万6000相場復活」と見て、どちらかに振れれば細かく逆ばりに動くという手は考えられるが、欲張りは禁物だ。
大手主導加速、当然ながら「引受け手数料目当て」
9月27日(水)前引け
日経平均1万5821円(+263円)
  
 先物という武器を利用した大手主導相場が加速している。昨日後場はいったん先物に手仕舞い売りが発生したが、手口を見れば一目瞭然、ソシエテ・ジェネラルが前日から持ち越していた買いポジションの大半を整理(1200枚あまりの売り越し)していたのである。一方において、昨日は大和が3000枚あまりの買い注文を出しており、相場を下支えしていたことがわかる。
 本日もひたすら先物に買い注文を出し、現物株の裁定買いを誘うという動きとなっており、「個別材料一切無視」で指数の動きだけに神経を集中するという、現代相場の典型例となっている。大型2銘柄の新規公開の主幹事を務める大和にとって、最も大きな痛手となるのは、相場が軟調に陥り、公開自体が中止、延期されることである。逆に相場を「持ちこたえ」させれば、巨額の引受け手数料を手にすることができる。購入した投資家がその後、ロスを発生させても、「我関せず」を通すことができる。つまり手にできる引受け手数料の範囲内であれば、先物の上値追い→その後の投げ、で損失が発生しても、その行為は社内で正当化できるというわけである。
 当然ながら、この局面で買い参戦すると、「売り場」を提供するだけということになる。手数料目当ての大手主導相場と割り切り、一歩引いて様子見するのが賢明であろう。
大手の先物主導相場、当面の高値圏に
9月26日(火)前引け
日経平均1万5631円(−2円)

 昨日の先物の手口を見ると、ソシエテ・ジェネラルが差し引きで1800枚あまりの買いポジションを翌日持ち越ししている。当然ながら同社が午後1時の仕掛け買いの主だったと見るべきだろう。現在ブックビル中のSRIスポーツは大和の単独主幹事だが、日曜日に仮条件が決まる出光興産(事前販売がすでにはじまっているはず)は、770万株の国内募集分が大和、380万株の海外募集分はUBSが主幹事を務める。このためUBSと「欧州連合」の間柄となることが多いソ・ジェンが日本株のてこ入れに動いたと推察できる。
 昨日指摘したように、当面、「1万5500相場」が続くと考えられるが、新規公開株募集への思惑から、下方より上方が広いレンジとなる可能性が高い。それでも前引けは高値圏と見たい。